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銀歯にはリスクが多いとご存知ですか?
こんにちは。
福岡市南区大橋で木曜を除く平日は夜8時まで、土日も診察を行う「コル歯科診療室」です。
むし歯治療の後に使う詰め物や被せ物には、さまざまな素材があります。
なかでもメジャーなのは銀歯ですが、リスクが多い素材です。
古くから、むし歯の治療の際に使われる詰め物や被せ物は、保険適用で治療費が安く、硬く耐久性に優れている、いわゆる「銀歯」が多く使われてきました。
銀歯は「金銀パラジウム合金」という貴金属系合金でできています。
金銀パラジウム合金は安価で強度が高いというメリットがある反面、デメリットも多い素材です。
もっとも注意が必要なのが、金属アレルギーです。
銅やパラジウム、金や銀でアレルギー反応を起こす方は、銀歯を入れるとアレルギー症状が起きることがあります。
金属アレルギーに気づかず、銀歯を入れて身体に不調をきたし、銀歯を外したら治ったという例もあります。
また、銀歯を入れた部分の歯ぐきに、溶け出した金属イオンが沈着して、歯と歯ぐきの境目に「ブラックライン」と呼ばれる黒っぽい線が現れることがあります。
奥歯ではあまり目立ちませんが、前歯に近い歯で目立つ部分では気になるものです。
さらに、銀歯はむし歯の再発率が高くなります。
再発したむし歯を「二次むし歯(二次カリエス)」といいますが、金属が酸化して銀歯が劣化することで徐々に歯と銀歯の間に隙間ができ、そこからむし歯菌が侵入してむし歯が再発してしまいます。
金属アレルギーはアクセサリー類で起こすことはよく知られており、皮膚にかゆみやかぶれを引き起こします。
これと同じように、昔からの歯科治療に使われている銀歯も、身体に悪影響を及ぼしている場合があります。
症状は、口内炎やただれなど口内に出るものから、手足のかぶれ、頭痛、関節炎・関節痛、皮膚炎、倦怠感など多岐にわたります。
当院では、このような身体への影響を考慮して、金属を一切含まない素材を使用して行う「メタルフリー治療」を行なっています。
保険診療のレジンや、自由診療のセラミック素材やなど、使用する素材にはいろいろな種類があります。
とくにセラミックは、天然歯に近い色味を再現できるため、見た目に優れています。
また、セラミックは劣化が起こりにくく、硬くて傷つきにくいため、銀歯のような汚れは付着せず、二次むし歯も起こりにくいという特長があります。
このように、銀歯は見た目や金属アレルギーの懸念があるため、最近はメタルフリー治療を希望される方が増えています。
セラミックは自由診療のため治療費が割高になりますが、アレルギーや二次むし歯を防げることを考えると、結果的にコスパがよくなるとも言えます。
銀歯は避けたい、今の銀歯が気になるという方は、お気軽にご相談ください。
医院名 | コル歯科診療室 |
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所在地 | 〒815-0033 福岡県福岡市南区大橋1丁目23−10 |
電話番号 | 092-553-8239 |
URL | https://www.corsica-dc.com/ |
診療内容 | 歯科・小児歯科・歯科口腔外科・審美治療 |
説明 | 福岡県福岡市南区大橋の歯科医院、コル歯科診療室です。むし歯治療、歯周病治療、小児歯科、歯科口腔外科、審美治療、ホワイトニング、入れ歯の製作・調整などお任せください。 西鉄「大橋駅」西口から徒歩3分の立地です。近隣のコインパーキングをご利用の方には、領収書と引き換えに返金いたします。 コル歯科診療室では患者さまのお気持ちを第一に考え、診療を行います。 日曜日は18時まで、木曜を除く平日も夜20時まで診療しています。大人の方からお子さま、ご年配の方までぜひご来院ください。 |