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こどもの歯はむし歯になりやすい?予防するためには
こんにちは。
福岡市南区大橋で木曜を除く平日は夜8時まで、土日も診察を行う「コル歯科診療室」です。
乳歯は生え変わってしまうため、ないがしろにされてしまうことが多くあります。
ですが、幼少期のむし歯には、さまざまなリスクが生じることをご存知ですか?
今回は、お子さんのむし歯についてお話しいたします。
まず見てわかるように、乳歯は永久歯と比べて一回りサイズが小さいです。
色は、乳歯は白に近いですが、永久歯は黄みがかった色をしています。
乳歯の本数は全部で20本ですが、永久歯は親知らずも含めて32本あります。
また、歯質はエナメル質、象牙質、歯髄、セメント質など、歯を構成する組織に違いはありませんが、乳歯は永久歯よりエナメル質や象牙質が薄く、厚みが半分ほどしかありません。
さらに、歯の表面に汚れなどが付着しやすくなっています。
このようにまだ歯質が弱いうえに再石灰化の力も弱いため、むし歯菌で簡単に溶かされてしまうのです。
生まれたての赤ちゃんのお口には、細菌は存在していません。
ですが、周りの大人から感染することでむし歯になってしまうことがあります。
また、日々の生活の中で、最も歯を使うのが「食事」です。
普段のお口の中は、中性に保たれていますが、食事をすることで酸性に傾いていきます。
そして食事が終わると、だ液によって歯の再石灰化が行われ、お口の中が中性に戻ることでむし歯にならないようになっています。
ところが、だらだらと間食をしてしまうと、再石灰化をするタイミングを失い、お口の中は酸性に傾いた状態が続き、むし歯になりやすい環境になってしまいます。
まずは、大人と食器の共用を避ける、口移しで食べ物を与えない、といったことに気をつけるようにしましょう。
そして、お子さんにむし歯菌を移さないように、ご家族皆さんでお口のケアにつとめましょう。
また、大人がしっかりと歯を磨いてあげることが必要となります。
子供の歯は小さく、歯ぐきも弱いため、使う歯ブラシや力の入れ方に気をつけ、正しい歯磨きをしてあげることが重要です。
正しい歯磨きの方法は、定期検診などでお伝えしています。
「自分で磨きたい」というお子さんの気持ちを育みつつ、大きくなってもしばらくは仕上げ磨きをしてあげましょう。
食生活に関しては、むし歯にならないためには、規則正しく食事をとることが大切です。
おやつを食べる場合には砂糖が少ないものを選ぶようにしましょう。
乳歯いずれ永久歯へと生え変わりますが、乳歯がむし歯になると、その後生えてくる永久歯もむし歯になりやすい、正常な位置に生えてこないなど、さまざまな悪影響を及ぼす原因となってしまいます。
将来困らないためにも、日々の歯磨きや正しい食生活のほかに、小さなうちから定期的に歯科医院に通う習慣もつけておき、むし歯予防をしっかりしていきましょう。
医院名 | コル歯科診療室 |
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所在地 | 〒815-0033 福岡県福岡市南区大橋1丁目23−10 |
電話番号 | 092-553-8239 |
URL | https://www.corsica-dc.com/ |
診療内容 | 歯科・小児歯科・歯科口腔外科・審美治療 |
説明 | 福岡県福岡市南区大橋の歯科医院、コル歯科診療室です。むし歯治療、歯周病治療、小児歯科、歯科口腔外科、審美治療、ホワイトニング、入れ歯の製作・調整などお任せください。 西鉄「大橋駅」西口から徒歩3分の立地です。近隣のコインパーキングをご利用の方には、領収書と引き換えに返金いたします。 コル歯科診療室では患者さまのお気持ちを第一に考え、診療を行います。 日曜日は18時まで、木曜を除く平日も夜20時まで診療しています。大人の方からお子さま、ご年配の方までぜひご来院ください。 |