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歯周病予防のためにまず“歯周病”について知ろう
こんにちは。
福岡市南区大橋で木曜を除く平日は夜8時まで、土日も診察を行う「コル歯科診療室」です。
日本人の成人の多くが罹患し、今や「国民病」とも呼ばれる歯周病。
たいした自覚症状がないまま進行していくことが多いことが、患者数増加の原因だと考えられています。
歯周病について理解し、普段あまり意識していない方もこれを機に歯周病について考えてみてはいかがでしょう。
歯周病は、歯周病菌による感染症です。
初期の歯周病は、歯ぐきの腫れや出血、冷たいものを飲むとしみる、口臭などと大した症状はありませんが、静かに進行していきます。
そのまま放置すると、歯ぐきや歯の周りの組織を溶かしていき、歯を支える骨まで溶かして歯が抜け落ちるといったトラブルにまで発展してしまいます。
歯周病は、プラークの(歯垢)中に潜む細菌により発症します。
この歯周病菌には、いくつかの種類があります。
中には女性ホルモンをエネルギー源として活動する歯周病菌もあり、男性よりも女性の方が歯周病になりやすいと言われる所以です。
歯みがきが正しくできていないと、歯と歯ぐきの間にある「歯周ポケット」に、歯周病菌の温床となるプラーク(歯垢)がたまり、歯ぐきの内部で炎症を起こします。
歯周病予防には、まず毎日の「適切な歯磨き」が重要です。
人によって、お口の環境や歯並びはさまざま。
ただ磨くだけではなく、その方のお口に合った磨き方、歯ブラシの選び方も大切になります。
歯磨きをする時は、歯の表面だけでなく、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目もしっかり磨くようにしましょう。
このようなところに、歯周病の原因となるプラークは溜まりやすくなっています。
プラークは歯周病菌の温床となるので、毎日しっかり取り除かなければなりません。
しかし、どんなに毎日しっかりと歯磨きをしていても、プラークを完全に落とし切ることは不可能です。
また、プラークは放置しておくと歯石になってしまいます。
そこでもうひとつ、定期的に歯科医院での検診やプロによるクリーニングが重要となります。
歯科医院では、歯周病の進行度の確認や、プロによるクリーニングで徹底的なプラーク・歯石の除去、歯周病の初期症状である歯ぐきの炎症が観られる場合には、消毒による消炎処置を行います。
また、毎日の歯磨きが治療にも予防にも重要ですので、歯並びに合わせたブラッシング方法をアドバイスさせていただきます。
一度歯周病が良くなっても、プラークは時間が経つとまた付着していきます。
そのためにも、定期的に歯科医院を受診することが、再発防止や予防に役立ちます。
このように、歯周病を防ぐためには、「適切な歯磨き」と「歯科医院での定期的な検診・クリーニング」の2つがとても大切です。
歯周病は時間をかけて進行するため、治療にも時間がかかります。
そのため、歯周病になる前に予防することが重要なのです。
最近は、歯周病予防を行う方が増えてきています。
とくに症状がない方も、歯周病予防のために一度歯科医院の受診をおすすめします。
医院名 | コル歯科診療室 |
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所在地 | 〒815-0033 福岡県福岡市南区大橋1丁目23−10 |
電話番号 | 092-553-8239 |
URL | https://www.corsica-dc.com/ |
診療内容 | 歯科・小児歯科・歯科口腔外科・審美治療 |
説明 | 福岡県福岡市南区大橋の歯科医院、コル歯科診療室です。むし歯治療、歯周病治療、小児歯科、歯科口腔外科、審美治療、ホワイトニング、入れ歯の製作・調整などお任せください。 西鉄「大橋駅」西口から徒歩3分の立地です。近隣のコインパーキングをご利用の方には、領収書と引き換えに返金いたします。 コル歯科診療室では患者さまのお気持ちを第一に考え、診療を行います。 日曜日は18時まで、木曜を除く平日も夜20時まで診療しています。大人の方からお子さま、ご年配の方までぜひご来院ください。 |