こんにちは。
福岡市南区大橋で木曜を除く平日は夜8時まで、土日も診察を行う｢コル歯科診療室｣です。

親知らずを放置しているとトラブルにつながることがあります。
今回は、親知らずを放置していると起こることについてお話します。

親知らずを放置していると、次のようなトラブルが起こることがあります。

• むし歯

親知らずは一番奥に生えてくるため、しっかり磨きにくいものです。
特に斜めや横向きに生えると、部分的に歯肉が歯冠(普通は歯ぐきの外に出る歯の部分)にかぶった状態になってしまいます。そのため、歯と歯肉の間に汚れがたまりやすく、むし歯になりやすくなります。

• 智歯周囲炎

親知らずやそのまわりの歯ぐきなどは磨きにくいため、汚れが残りやすくなり、歯ぐきに炎症が起こることがあります。これを｢智歯周囲炎｣といいます。
放置しておくと炎症が悪化して、まわりの組織や顎の骨まで炎症が起こり、顔が腫れたり口を開けにくくなることがあります。

• 歯根吸収

親知らずが横向きや斜めに生えて隣の歯の根っこを押すようになると、隣の歯の根っこが溶けたり短くなることがあります。

• 歯並び・かみ合わせが悪くなる

親知らずが横向きや斜めに生えていると、隣の歯を押し続けて歯並びやかみ合わせが悪くなることがあります。

• 口臭

親知らずやそのまわりは不衛生になりやすいため、口臭の原因になることがあります。

• 顎の骨を骨折しやすくなる

親知らずが斜めに生えて隣の歯に当たった状態の時に、下顎に衝撃を受けると、顎の骨を骨折しやすくなります。
人とぶつかるようなコンタクトスポーツをしている場合は、親知らずの状態をチェックして、必要に応じて抜歯しておきたいですね。

痛みなどがないからといって親知らずを放置しておくと、さまざまなトラブルにつながってしまいます。
痛みなどがなくても、早めに歯科医院で状態を診てもらいましょう。

コル歯科診療室では、デジタルレントゲンで親知らずの状態を撮影し、すぐに状態をお見せしています。
親知らずで悩むことになる前に、ぜひ当院までご相談ください。